2021-05-21 第204回国会 衆議院 環境委員会 第11号
先生御指摘の、高炉ですとかコークス炉におけるケミカルリサイクル、これは、製鉄の還元剤として使われている石炭を代替する材料としてプラスチックを活用していこう、こういったリサイクルで、ケミカルリサイクルというふうに分類されております。これは、石炭代替という意味でCO2削減効果がございますので、現在、こういった取組も位置づけられているところでございます。
先生御指摘の、高炉ですとかコークス炉におけるケミカルリサイクル、これは、製鉄の還元剤として使われている石炭を代替する材料としてプラスチックを活用していこう、こういったリサイクルで、ケミカルリサイクルというふうに分類されております。これは、石炭代替という意味でCO2削減効果がございますので、現在、こういった取組も位置づけられているところでございます。
これらに対してこの革新的環境イノベーション戦略では、例えば製鉄においては、石炭、炭素のかわりに水素、それは再生可能エネルギー由来の水素が一番いいわけでありますが、水素を還元剤として用いて全くCO2が出ないゼロカーボンスチールをつくる、こういうことであります。これは、製鉄、鉄鋼の業界の皆様から提案があっている、すばらしいことだと私は思います。 さらには、セメント。
また、ケミカルリサイクルというのは、プラスチックを熱で分解しますので、炭素や水素ができますが、それを製鉄などの還元剤にして使う。サーマルリサイクルは、その名のとおりでありますが、燃やして熱として使う。そういう三つのリサイクルの手法がある。 ケミカルとサーマルは、私から言わせれば、リサイクルというよりもリカバリーと言われておるものでもございます。
それからケミカルリサイクルは、CとH、炭素と水素の非常に密度の高い集合体ですから、非常にいい還元剤ということで、製鉄等で還元剤として使われる、これがケミカルリサイクル。それからサーマルリサイクルというのは、その名のごとく、燃やして熱として使う。ですから、ケミカルとサーマルは、リサイクルというよりもリカバリーというふうに言われていることもございますが、この三つの方法があるというわけです。
○菅原副大臣 中田委員御案内のとおり、容器包装リサイクル法は平成十二年に施行されたものでありますが、プラスチックの原材料としての利用が望ましいという観点から、入札制度におきまして、鉄鉱石の還元剤などに化学的に利用するケミカルリサイクルよりもマテリアルリサイクルを優先して取り扱ってきた経過があります。 この施行当初、材料リサイクルを実施する事業者が極めて少なかったんですね。
例えばこれには、高炉還元剤化やコークス炉化学原料化、こういった手法があるわけでありまして、さらに、燃料として再利用するサーマルリサイクルという手法もございます。 こうしたさまざまなリサイクル手法をバランスよく実行、実践することによりまして、循環型社会にどういう形で資していけばいいのかということを、これからこうした議論を通じてさらに深化させることが大事だと今改めて認識いたしました。
容器包装リサイクル法に基づきますプラスチック製の容器包装のリサイクルでございますけれども、具体的に容器包装をどういう形で再商品化、リサイクルするかという点でございますが、廃プラスチックからプラスチックの原材料を再生する材料リサイクル、また廃プラスチックを高炉還元剤などに用いるケミカルリサイクル、大きく二つの手法が使われているわけでございます。
プラグインハイブリッド電気自動車、あるいは燃料電池の開発、あるいはヒートポンプですね、これは有効な手段になると思いますし、製造分野では、製鉄の分野でコークスに代わる還元剤として水素を利用するという研究が進められています。鉄鉱石というのは、あれは酸化鉄ですから、それから酸素を取る必要があるわけでありますが、コークスを使って取りますとCO2ということで炭酸ガスで出ると。
日本でいえば、コークスを還元剤に使わない、水素を使って、これで還元して水にしちゃう、圧倒的に下げるという技術もこれから開発をしていきますので。
あるいは、鉄鋼の製錬といいますか、今は還元剤にコークスを使っているわけでありますが、これを水素を使ってCO2を圧倒的に減らしてしまうと。HとCO2を結び付けて水にしちゃうというんですかね、ただ、下手をすると、水素ですから、火が付いて爆発する危険性がありますから、この技術開発が難しいそうですが、そういう革新技術を投入していくと。
また、高炉還元剤の代替物、コークスの代替でございますけれども、こういったものとして利用するケミカルリサイクルについては、プラスチックの原材料としての再商品化が困難な場合に行うということにされたものでございます。
さらに、これからは恐らく、廃プラスチックを高炉とかあるいはコークス炉の還元剤に使っていく、こういったものも御提案をいただいておりまして、こういったものを実験的に改革をしていけないかということで、現在の構造改革特区推進のためのプログラムにきちんと位置づけておりまして、先生御指摘の点につきましても、地方公共団体から申請がございますれば、それに沿って検討させていただきたいと思います。
例えば、プラを使うにしても、還元剤として再生利用という形で位置づけているところでございます。
容器包装リサイクル法に基づく具体的な再商品化の方法としては、基本方針及び再商品化計画において規定されておりまして、例えばペットボトルにつきましては、フレーク等に加工いたしまして、医療品とかカーペットなどの繊維製品あるいは卵パックなどの原材料として、また、その他のプラスチック製容器包装につきましては、ペットボトルと同様の原材料としての利用もありますけれども、多いのは、鉄鋼業における高炉やコークス炉での還元剤
非常に広域から集められたペットボトルとか、そういうプラスチック廃材がいわゆる還元剤として高炉に直接入れられる、これまではコールが還元剤として使われていたわけですが、我々が使うこういうプラスチックが還元剤として高炉で非常に多量に使われているという姿を見て、また出てくる鉄が決して品質が劣っているわけではないという姿を見て大変感動を覚えたわけでございます。
それで、こういうことをどういう手法で減らしていくかということですけれども、鉄鋼生産で廃プラスチックを高炉で還元剤として使用するということもございますし、それからそもそも廃棄物の発生抑制ということも大事ですし、それからリユースをできるだけしていくということも大事だと思っておりますので、これは取り組みたいと思っております。
また、プラスチックの搬入を防止するということにつきましては、プラスチックのリサイクルを促進して処分量を極力抑制することは大変重要なことであるというふうには考えておりまして、再生利用促進のための特例措置であります再生利用認定制度の対象として、廃プラスチックの高炉還元剤としての利用を加える等の措置を講じてきているところでございます。
そのために、プラスチックを原料としてリサイクルする方法にあわせて、先ほど申し上げましたように、高炉の還元剤とか、ガス化、油化等の方法によりまして有効利用を図っていくということが必要ではないかというふうに思っているところでございます。
○岡澤政府参考人 容器包装リサイクル法によりますと、プラスチック製容器包装のリサイクルの方法といたしまして、まず、プラスチックの原料としてリサイクル、いわゆるマテリアルリサイクルの方法、それから二番目に、高炉の還元剤、コークス炉の原料等、製鉄所の原材料としてリサイクルする方法、それから三番目に、ガス化して燃料や工業原料としてリサイクルする方法、四番目に、油化して燃料や工業原料としてリサイクルする方法
今御指摘のように、この再生利用認定制度につきましては、規制緩和計画の中で、速やかに廃プラスチックについて対象とするか否かを検討して結論を出すということにされておりますので、私どもといたしましては、廃プラスチックを今御指摘のように製鉄などの際のコークスにかわる還元剤として利用する場合におきまして認定制度の対象とした場合に、リサイクルの促進の程度あるいはリサイクル利用の確実性などの観点から検討を進めておるところでございまして
具体的には、還元剤と触媒を利用して窒素酸化物を低減させるものでございまして、これが実用化されれば窒素酸化物の削減に十分な効果があるものと期待しております。
それから、その中でどういうものがあるかといいますと、さらし粉でありますとか、それからハイドロサルファイト、これは染料の還元剤でございますが、こういったものがございます。